こども真ん中って?
のんびりヒノワ 最終日 かも
アッキーです。
長文です。いつもだけど、更に。
のんびりヒノワは、令和4年度、延岡市おやこ保健福祉課の「対象児童見守り支援強化事業」の助成金で始まりました。
不登校の子ども達への支援が何もなく、保護者は、子どものことを気にしながら出勤したり、仕事に行けなかったり。家にいる保護者も、学校へ行かない子どもをどうして良いのか分からないのに、学校からも「来させて下さい」と言われてしまう。またまだ延岡市内もそんな学校が多かった。
毎週金曜日に学校へ行けなかった人、行かなかった人が集まり、みんなでご飯を作って、みんなで食べて、片付けて、遊んだり、勉強したりして、帰る、という一日を無料で過ごせる日でした。
ヒノワを利用するには、利用料や移動費がかかる。ヒノワの運営には補助金等何もありません。(ここ、びっくりされがち)
経済的に余裕がないと、平日にヒノワを利用するのは難しいけれど、金曜日だけでも無料で利用してほしい。
経済的にはそこまで困っていなくても、不登校のいる家庭には、困り事が多いのです。(その道を歩いてきたアッキー)週に一日くらいは、無料で送迎してもらえて、お昼ご飯食べさせてもらえる。
親の心理的負担も軽くなるし、子ども達も、無料なら、親へ負担をかけることなく、安心して利用できる。
不登校の子どもがいる家庭は
学校からの情報が入りにくく、学校へ行っていない、との引け目をもつ親子も多く、周りから孤立しがちです。
もちろん、学習が遅れる人も多くなりますし、学校へ行くのか行かないのか、分からない子どもの昼食の準備もある。(学校へ行ってくれれば、給食あるのに
)
校外学習や修学旅行といった行事も、行かない、と事前に決める場合もあれば、行く、と言っていたのに、当日の朝、ドタキャンしたりする。(キャンセル料は支払わなきゃなぁ
)
外から見えにくい家庭内で、親が子どもを責め過ぎたり、逆に子どもが親に攻撃したりすることも多い。虐待やネグレクトのリスクも高くなりがちだし、身体の大きくなった子どもの暴力は、お母さんが危ない時もある。
そんな、不登校家庭でありがちな状況を理解してくれていた方が担当の間は、「のんびりヒノワ」の活動は、充実しました。
ドリルやワークと言った知識の確認をする学びだけでなく、体験を通した活動から学ぶことにも理解を示してくれていたので、そのような経費も認められていました。
が、担当者が変わり、方針に変更があったのか、令和5年度の最後の方から、だんだんとやりにくくなりました。
「不登校」は貧困や虐待防止に当てはまらない
ドリルやワークではない学習は「学習」と認めない
そんな雰囲気が出てきました。
4月8日に読谷山市長始め、市役所の担当課の方々と面談をしていただき、不登校の子ども達の支援や、居場所型の一日でも早い再開をお願いしましたが、未だに再開がいつからなのか、連絡もなく。
検討中、決裁待ち、
で、3ヶ月が過ぎました。
自主開催〜県の補助金を使っての6回限定開催
で3ヶ月以上待ちました。
これが延岡の
「誰一人取り残さない教育」
なの?
子ども家庭庁が掲げる「子ども真ん中」
なの?
スローガンが虚しい。
この3ヶ月間で
新しい情報が次々と入ります。
6月以降、心や身体の調子を崩している人も多くなっています。
家庭状況が大きく変わった子どもも。
通学費が捻出できなくなった家庭
ひとり親家庭となり、お母さん一人で子ども3〜4人を育てている家庭
子どもは大人をよく観察しています。
大人が頑張り過ぎていたり、無理していたりと、敏感に感じ取り、やけに「良い子」になったり。言動が荒れてきたり。
何か問題が起こる直前でなく、ずっと手前のリスクが見えた段階での、支援を願います。
写真は学習の様子とご飯作り。
学び舎ヒノワ(陽の環)
宮崎県延岡市北浦町にあるオルタナティブスクール・フリースクール。
海・山と大自然に囲まれたロケーションで、自分らしく、生きる力を育みます。
多様な学び/不登校/育児相談/発達相談
〒889-0301
宮崎県延岡市北浦町古江463-2
●公式ウェブサイト:https://manabiya-hinowa.jp/
●電話:080-4015-8366
●お問い合わせ:メールでのお問い合わせ
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